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寺社仏閣を中心に見どころの多い京都
ここでは洛西エリアの見どころを紹介していきます。



金閣寺(鹿苑寺)

室町幕府三代将軍足利義満が西園寺家の山荘を譲り受け
「北山殿」と呼ぶ別邸をおいた。義満の死後、遺言により
禅寺に改められ、鹿苑寺と名づけられました。

境内には鏡湖池に臨む三層の楼閣の金閣は初層は寝殿造り、
二層目、三層目は禅宗様の仏殿風で三つの違った様式が見事に
調和していて、二層・三層には金箔がはられています。

また、衣笠山を借景とした池泉回遊式庭園は室町時代を
代表する名園として知られています。

華やかな北山文化を象徴する文化遺産ですが、
現在の金閣は昭和25年火災で焼失したものを再建したもので、
残念ながら国宝ではありません。

・北山文化とは
 義満が築いた「北山山荘」を代表とする15世紀はじめの文化で、
 のちの東山文化に対比して名づけられました。

 南北朝争乱後の政治も安定するようになった義満の時代に、
 伝統的であった公家文化と、禅宗の影響を強く受けた
 武家文化の融合が特色で、禅宗に代表される大陸文化の
 影響も受けています。




竜安寺

室町時代、細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受けて建立した寺。
臨済宗妙心寺派の寺院。

方丈南側の庭園が石庭として大変有名です。エリザベス女王が
日本を公式訪問した際、石庭の見学を希望。
女王が石庭を絶賛したことから海外においても有名になりました。

石庭は、三方を柿葺きの油土塀が囲むように形成した長方形の
平庭で、白砂を敷つめた上には15個の石があります。
親虎が子供を連れて河中を渡っている姿に見立て、
「虎の子渡しの庭」とも、石組みが東から西へ7・5・3個と配置されて
いるので、「七・五・三の庭」とも言われています。

石組みのまわりには見事に苔の緑が縁どられてとてもきれいです。
ここ竜安寺は石庭が有名ですが、境内には紅葉も多く、
鏡容池には映る紅葉はとてもきれいです。




妙心寺

花園法皇の離宮を禅寺に改めて創建された寺で、臨済宗妙心寺派
の大本山。広大な敷地には七堂伽藍と47の塔頭が立ち並び、
壮大な景観をつくっています。

のちの、応仁の乱に焼かれながらも、細川氏らの武将、豊臣、
徳川家の諸大名らの援護を受けて復興しました。

法堂の天井に描かれた狩野探幽の「八方にらみの龍」や日本最古の
名梵鐘、明智光秀の供養に建てられた蒸し風呂「明智風呂」など、
多数の見どころがあります。

しかし、塔頭のうち常時拝観できるのは、「退蔵院」「桂春院」
「大心院」の3院のみです。


・退蔵院
室町時代の創建。如拙の描いた国宝「瓢鮎図」は瓢箪でナマズを
捕らえるという禅の公案を絵にした初期水墨画の代表作である。
また、狩野元信作の枯山水庭園や「余香苑」という昭和に造られた
名園があります。

・桂春院
江戸時代初期に創建。「清浄の庭」「思惟の庭」「真如の庭」
「侘の庭」と呼ばれる4つの枯山水庭園があります。
庭園は史跡・名勝に指定されていて、「侘の庭」は既白庵茶室に
通じる路地庭で抹茶をいただけます。

・大心院
室町時代、細川政元が創建。東側には昭和の名園「阿吽庭」、
南側には「牡丹の庭」「清竹の庭」があります。
また、ここ大心院は宿坊としての歴史もます。

・宿坊とは
 宿坊とはお寺にある宿泊施設です。宿坊の魅力は精進料理が
 食べられる、国宝重文級の建築物や庭園が見られる、
 お勤めに参加できるなどいろいろあります。
 しかし、あくまで宗教施設であることを頭に入れておいて下さい。

   


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